イーレックスの評判
おすすめ度 3.0
イーレックスは、電気の発電から販売までを手がける「イーレックス」の新電力サービス。1999年創業の東証一部上場企業であり、自社のバイオマス発電所を保有するなど再生可能エネルギーに前向きな電力会社としても知られる。電力供給エリアは、東京電力・東北電力・中部電力・関西電力・中国電力・四国電力・九州電力の各管内。
関東エリアにおけるイーレックスの電気料金プランは、東京電力エナジーパートナーの旧来プランと同等の「従量電灯B」「従量電灯C」「低圧電力」の3種類となっている。
電源構成は非公開だが、2015年実績では全体の約15%を再生可能エネルギーでまかなう(バイオマス発電13.7%、太陽光発電1.6%)。また、四国・九州エリアでバイオマス発電所を複数運営しており、2018年には再生可能エネルギー比率を全体の44%まで高める方針。
自社で発電した再生可能エネルギーを販売する電力会社は多いが、中でもイーレックスは、2000年から官公庁、学校、医療機関などの大規模施設へ電力供給を行ってきた実績があり、自社発電能力の高さに定評がある。
2018年4月からは、東京電力エナジーパートナーと提携し、都市ガス事業への参入も予定。電気はもちろん、電気とガスのセット切り替えにおいても有力な候補の1つとなる電力会社だろう。
対象エリア
東京電力エリア、東北電力エリア、中部電力エリア、関西電力エリア、中国電力エリア、四国電力エリア、九州電力エリア
電力会社乗り換えキャンペーン&お得情報
- 全国の販売パートナーに対面相談が可能!
- イーレックスでは全国のLPガス販売会社等と提携することで相談窓口を設置。最寄りの「販売パートナー」に対面での電力切り替えを相談できる。
イーレックスの評判・口コミ
- あまり安くならないですし、特別なサービスもないので、電力会社を切り替えないで良いと思います。東京電力のままにしておけば良かったと後悔しています。やっぱり、電気を選ぶなら東京ガスとか有名な会社がいいですね。ガス会社も変更できると東京電力が教えてくれたので、次は東京電力か東京ガスにします。(35才・男・会社員)
- 千葉県在住、60過ぎの夫婦二人のマンション住まいです。イーレックスがタニタと提供している「タニタ×イーレックス あるく・おトク・でんき」プランに、昨年11月末に切り替えました。切り替えるだけで500円弱、さらに歩くほど電気代が安くなると期待していましたが、1月の請求分が来て東京電力より安いとは言えない実情が判明。今あらためて「タニタ×イーレックス あるく・おトク・でんき」のポータルサイトを見ると、二人家族の場合、133円/月のお得となっています。いつの間にかお得度が目減りしたのか、私の見間違いか。何度も見たので見間違いはないと思うのですが……。契約から2年間は解約時に違約金が発生するので、余程のメリットがなければ他に移ることも気が引けています。(62才・男・パート)
再生可能エネルギーに強い電力会社なら、こちらもチェック!
太陽光発電システムの開発・販売を手がけるLooopの新電力サービス。電源構成の26%を再生可能エネルギーで賄うほか、太陽光などを利用した自社発電所の建設にも力を入れている。基本料金は0円、従量料金のみの料金プランを提供。供給エリアは全国。
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イーレックスの電気料金プラン
イーレックス 従量電灯B
イーレックス 従量電灯Bの詳細
イーレックスの「従量電灯B」は、契約アンペアが10A~60Aの一般家庭向けの電気料金プラン。既存の電気料金プランと比較する場合、東京電力エナジーパートナーの「従量電灯B」が該当する。
イーレックス「従量電灯B」の電気料金は、基本料金が約0.5%OFF、従量料金は最大9.8%OFFで、電気使用量に応じて割引率が高くなる。電気料金の割安度で比較した場合、新電力の中の存在感はそれほど強くないが、基本料金・従量料金ともに一定の割引となるため、切り替えることで損をする可能性は低いだろう。
電気料金の明細はイーレックスから毎月ハガキで郵送されるが、Web明細を希望すると月額50円の「Web請求割引」が適用されるのでチェックしたい。支払方法は、クレジットカード決済・口座振替・コンビニ決済の3種類から選択可能。ただし、コンビニ決済を希望した場合は、払い込み用紙の発行手数料が200円かかる。
電気使用量の多い・少ないに関わらず電気料金が割安になる点、再生可能エネルギーによる電気を利用できる点が、イーレックス「従量電灯B」の魅力。再生可能エネルギーの利用と電気代節約を両立させたい人はチェックしておきたい電気料金プランだろう。
こんな人におすすめ
- 再生可能エネルギーによる電気を利用したい
- 再生可能エネルギー普及に前向きな電力会社を応援したい
イーレックス 従量電灯Bの特典
- Web請求割引・・・電気料金の明細発行方法を「Web明細」に指定すると、毎月の電気料金から月額50円を割引
電気料金の詳細
計算式
(基本料金単価)+(従量料金単価×1ヶ月の使用量)±(燃料費調整額×1ヶ月の使用量)+(再生可能エネルギー発電促進賦課金単価 × 1ヶ月の使用量)
料金単価表
基本料金単価 | 10A | 279.40円 |
---|---|---|
15A | 419.10円 | |
20A | 558.80円 | |
30A | 838.20円 | |
40A | 1,117.60円 | |
50A | 1,397.00円 | |
60A | 1,676.40円 | |
従量料金単価(1kWhにつき) | 120kWhまで | 19.35円 |
120kWh超過300kWhまで | 24.36円 | |
300kWh超過 | 27.24円 | |
違約金 | なし |
※金額は全て税込で表示しています。
イーレックス 従量電灯C
イーレックス 従量電灯Cの詳細
イーレックスの「従量電灯C」は、契約アンペアが6kVA以上の家庭、商店、事業所、飲食店、マンション共用部向けの電気料金プラン。既存の電気料金プランと比較する場合、東京電力エナジーパートナーの「従量電灯B」が該当する。
イーレックス「従量電灯C」の電気料金は、基本料金が約0.5%OFF、従量料金は最大9.8%OFFで、電気使用量に応じて割引率が高くなる。電気料金の割安度で比較した場合、新電力の中でもそれほど存在感が強いとは言えないが、基本料金・従量料金ともに一定の割引となるため、切り替えることで損をする可能性は低いだろう。
電気料金の支払方法は、クレジットカード決済・口座振替・コンビニ決済の3種類から選択可能。電気料金の明細はイーレックスから毎月ハガキで郵送されるが、Web明細を希望すると月額50円の「Web請求割引」が適用される(ただし法人事業者は対象外)。
電気使用量の多い・少ないに関わらず電気料金が割安になる点と、(事業者の場合は)バイオマス発電に積極的な企業を応援することでイメージアップを図れる点が、イーレックス「従量電灯C」の魅力。再生可能エネルギーの普及に貢献したい場合に利用価値の高い電気料金プランだろう。
こんな人におすすめ
- 再生可能エネルギーによる電気を利用したい
- 再生可能エネルギー普及に前向きな電力会社を応援したい
イーレックス 従量電灯Cの特典
- Web請求割引・・・電気料金の明細発行方法を「Web明細」に指定すると、毎月の電気料金から月額50円を割引(※法人事業者は対象外)
電気料金の詳細
計算式
(基本料金単価)+(従量料金単価×1ヶ月の使用量)±(燃料費調整額×1ヶ月の使用量)+(再生可能エネルギー発電促進賦課金単価 × 1ヶ月の使用量)
料金単価表
基本料金単価 | 1kVAあたり | 279.40円 | 従量料金単価 | 120kWhまで | 19.35円 |
---|---|---|
120kWh超過300kWhまで | 24.36円 | |
300kWh超過 | 27.24円 | |
違約金 | なし |
※金額は全て税込で表示しています。
イーレックス 低圧電力
イーレックス 低圧電力の詳細
イーレックスの「低圧電力」は、大型エアコンやエレベーターなどを使用する商店、事務所、工場、マンション向けの電気料金プラン。既存の電気料金プランと比較する場合、東京電力エナジーパートナーの「低圧電力」が該当する。
イーレックス「低圧電力」の電気料金は、基本料金が東京電力エナジーパートナーと比較して約9%割安。従量料金は、夏季(7月・8月・9月)が約0.52%OFF、その他季が約0.58%OFFに設定されている。
基本料金・従量料金とも電気料金単価に大幅なお得感はないものの、基本料金・従量料金ともに既存の電気料金プランと比較すると割安になるため、切り替えることで損をする可能性は低い。
また、イーレックスは、供給電力の15%(将来的には44%)を自社のバイオマス発電や太陽光発電・水力発電などの再生可能エネルギーでまかなっている。再生可能エネルギーに前向きな電力会社を選ぶことで、企業のイメージアップを図る効果などが期待できるだろう。
電気料金の支払方法は、クレジットカード決済・口座振替・コンビニ決済の3種類から選択可能。ただし、コンビニ決済を希望した場合は、払い込み用紙の発行手数料が200円かかるので注意したい。
Webサイト上からは、切り替えの見積もりも申し込めるため、まず見積もりを取ったうえで、切り替え前後の電気料金差を比較すると良いだろう。
こんな人におすすめ
- 再生可能エネルギーによる電気を利用したい
- 再生可能エネルギー普及に前向きな電力会社を応援したい
イーレックス 低圧電力の特典
- Web請求割引・・・電気料金の明細発行方法を「Web明細」に指定すると、毎月の電気料金から月額50円を割引(※法人事業者は対象外)
電気料金の詳細
計算式
(基本料金)+(夏季」または「その他季」の従量料金単価 × 1ヶ月の使用量)±(燃料費調整額 × 1ヶ月の使用量)+(再生可能エネルギー発電促進賦課金単価 × 1ヶ月の使用量)
料金単価表
基本料金単価 | 1kWあたり | 1,002.46円 | 従量料金単価 | 夏期※2 | 16.97円 |
---|---|---|
その他の季節 | 15.42円 | |
違約金 | なし |
※金額は全て税込で表示しています。
※1年間の推定電力使用量が[契約電力×1,051]kWh以上の場合は契約不可
※2 検針月が7、8、9月の場合