河原実業の評判
おすすめ度 4.5
河原実業は、1都6県(東京、神奈川、埼玉、千葉、茨城、群馬、栃木)を営業エリアとする、プロパンガスおよび住設機器の販売会社。2017年4月のガス自由化スタート後は、東京電力エナジーパートナーと提携し、東京、神奈川、埼玉、茨城において都市ガスの供給事業も手がけている。
河原実業の都市ガス料金は、東京ガスの既存のガス料金プラン(一般料金)と比較すると約3.1%から6.0%割安。電気とのセット契約による割引や、初回割引などの特典も充実しているため、対応エリア内の都市ガス利用世帯であれば検討する価値がある。
一方のプロパンガス料金では、関東エリアの適正料金と比較した場合、全体的に割高となっており、切り替えによるメリットは受けにくい。電気とのセット契約にも対応していないため、積極的に検討する価値は低いだろう。
都市ガスは公式サイト上での料金シミュレーションが可能。ただし、申し込みには対応していないので、契約申し込みを行う場合は最寄りの営業所へ問い合わせる必要がある。
中小規模のガス会社だけに、利便性には課題が残るものの、都市ガスの料金体系は、東京ガスと比較しても割安でお得度が大きい。今後のサービス拡充にも注目しつつ、都市ガスの切り替え候補の1つとしてチェックしておきたいガス会社だろう。
対象エリア
都市ガス
東京ガスエリア(東京都、神奈川県、埼玉県、茨城県)
プロパンガス
東京都、神奈川県、埼玉県、茨城県、千葉県、群馬県、栃木県
ガス会社乗り換えキャンペーン&お得情報
- 【関東エリア限定】電気とセットで月額100円割引!
- 東京電力エナジーパートナーの料金プラン「プレミアムプラン」「スタンダードプラン」のいずれかと、河原実業が提供する「ちょいトク1」プランをセットで契約すると、月額100円 年間で1,200円の割引!
河原実業の評判・口コミ
- ガスに関しては電力会社の乗り換えと違い、選択肢が少ないので、いろいろ選べるようになるのは良いと思います。ただ河原実業という会社は良く知らないのと、できればガスの乗り換えということで、ブランディングして商品を提供してくれたほうが安心できたかもしれません。電気と同じでガスもいきなり使えなくなるということはないということですが、会社を良く知らないだけに評価が難しいです。ただガス料金のシミュレーションができる点は良いと思います。(41才・男・広告関連)
ガス料金が安いガス会社なら、こちらもチェック!
レモンガスは東京ガスの既存の料金プラン(一般料金)と比較すると、約4.6%から最大で25.0%割引になる。また、利用者からの評価が高い点もポイント。さらに、ガス料金のクレジットカード払いにも対応している。
ガス代が節約できるおすすめクレジットカード
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河原実業の料金
河原実業 ちょいトク1
ちょいトク1の詳細
河原実業の「ちょいトク1」は、河原実業が一般家庭向けに提供する都市ガス供給プラン。既存のガス料金と比較する場合、東京ガスの「一般料金」が該当する。
ちょいトク1では、ガス料金を構成する「基本料金」と「基準単位料金(従量料金)」の両方でガス料金単価を引き下げている。自由化前の東京ガス利用者であれば、ガス使用量の少ない家庭であっても、切り替えによるガス代引き下げ効果を期待できるだろう。
また、新プランのスタートを記念して新規契約者向けのキャンペーンを実施中。ちょいトク1に新規で申し込むと初回の請求額から950円が割り引かれるほか、東京電力エナジーパートナーが提供する「スタンダードプラン」「プレミアムプラン」との同時契約で、月額100円が割引となる。さらに、ガス機器の割引販売も実施。コンロ等のガス機器が40~65%OFFになるため、ガス機器を交換するタイミングで、都市ガスの切り替えを検討するのも一つの方法。
ガス料金の安さを優先させたい場合、有力な候補となるガス会社だろう。
こんな人におすすめ
- ガス料金の安さを優先させたい家庭
- 電気とガスをセットで切り替えたい家庭
ちょいトク1の特典
- 「スタートキャンペーン」もれなく初回の請求額から950円(税込)割引
- 「電気セット割引」東京電力エナジーパートナーのプレミアムプランまたはスタンダードプランとセットで契約すると月々100円(税込)を割引
- ガス器具(給湯器・コンロ)を河原実業から購入するとメーカー希望小売価格から40~65%OFF
ガス料金の詳細
計算式
(基本料金)+(単位料金×1ヶ月の使用量)※単位料金は原料費調整制度に基づいて毎月調整され、各月検針分が適用されます。
料金単価表
基本単位料金 | 1ヶ月のガス使用量 | 基本料金 | 基準単位料金 |
---|---|---|---|
A(0m³から80m³まで) | 1,004.40円 | 120.38円 | |
B(80m³から200m³まで) | 1,166.83円 | 118.35円 | |
C(200m³から500m³まで) | 1,775.95円 | 115.31円 | |
D(500m³をこえる場合) | 4,119.55円 | 110.62円 | |
違約金 | なし |
※金額は全て税込で表示しています。
河原実業 標準A料金
標準A料金の詳細
河原実業の「標準A料金」は、プロパンガス世帯向けのガス料金プラン。持ち家の戸建て住宅および集合住宅向けのガス料金プランで、基本料金は1,944円(税込)、ガス使用量に応じて変動する従量料金は1m³あたり410.04円(税込)から496.80円(税込)となっている。
河原実業の「標準A料金」は、プロパンガス消費者生活センターが提唱する関東エリアの適正価格(基本料金:税込1,620円、従量料金:1m³あたり税込302円)と比較すると、基本料金・従量料金ともに割高。ただし、関東エリアのプロパンガス平均単価1m³あたり606円(税込)と比較すると低いうえ、地域や世帯ごとに個別の料金設定がされているケースも多い。
また、ワンルームマンション等の賃貸集合住宅などで、河原実業がガス設備の設置費用を負担している場合は、専用のガス料金プラン(標準B料金)が適用される。ガス設備費用が上乗せされている分、やや割高となるため、賃貸住宅で河原実業のプロパンガスを利用している場合は、一度プラン名をチェックしてみると良いだろう。
1966年よりプロパンガス供給を行っている老舗企業のため、ガス会社としての信頼性は高いと言えるが、ニチガスやレモンガスのような電気とのセット供給もなく、切り替えによるメリットは低い。ガス料金の節約を優先させたい場合は、積極的に選択する必要性の薄いガス会社だろう。
こんな人におすすめ
- プロパンガス会社のガス供給実績を重視したい家庭
標準A料金の特典
- 特になし
ガス料金の詳細
計算式
(基本料金)+(従量料金×1ヶ月の使用量)※従量料金は区分単価に区分使用量を掛けたものを合計。また、原料費や為替変動により毎月変動します。
料金単価表
基本料金単価 | 1,944円 | ||
---|---|---|---|
従量料金単価 | 0m3から30m3まで | 1m3あたり | 496.80円 |
30m3から50m3まで | 464.40円 | ||
50m3をこえる場合 | 410.04円 | ||
違約金 | 契約により発生する場合あり |
※金額は全て税込で表示しています。