四国電力の評判
おすすめ度 3.5
四国電力は、電力自由化前まで四国地方4県をサービス提供地域としていた既存電力会社。2016年の電力自由化後は、東京電力エリア、関西電力エリアにも電気を供給している。
関東エリアにおける四国電力の電気料金プランは、東京電力エナジーパートナーの従量電灯Bに相当する「パールプラン」「ブループラン」「オリーブプラン」「オレンジプラン」の4種類と、従量電灯C・低圧電力に相当する「イエロープラン」。
電源構成は、石炭・石油・LNGによる火力発電が全体の64%、原子力が15%、FIT電気・水力を含めた再生可能エネルギーが19%を占める。
東京電力エリアでは、本拠のある四国電力エリアよりもサービスの内容が縮小され、電気料金の支払額に応じて貯まる独自ポイント(よんでんポイント)などは付与されない。ただし、電気料金プランは東京電力エナジーパートナーの料金帯を強く意識しており、東京電力の従来プランを利用している家庭が、現在の契約アンペアと電力使用量を正確に把握しつつ、類似プランに切り替えた場合は、電気料金が割安になることが多い。
申し込みは、Webもしくは電話(フリーダイヤル)で対応。電気の使用量や毎月の請求額はWebサービス「よんでんコンシェルジュ」で確認するしくみで、紙の検針票や振込用紙を発行する場合は別途108円(税込)がかかる点に注意したい。
契約者特典や付帯サービスなどの魅力には乏しいが、電気料金に絞って電力会社を比較・検討している場合は、料金プランをチェックしてみても良い電力会社だろう。
対象エリア
東京電力エリア、関西電力エリア、四国電力エリア
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四国電力の評判・口コミ
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四国電力の電気料金プラン
パールプラン、ブループラン、オリーブプラン、オレンジプラン
パールプラン、ブループラン、オリーブプラン、オレンジプランの詳細
四国電力が提供する4つのプランは、契約アンペアが20A~60Aの一般家庭向けの電気料金プラン。既存の電気料金プランと比較する場合、東京電力エナジーパートナーの「従量電灯B」が該当する。
四国電力の電気料金プランは、一定の電気使用量まで定額制をとり、定額料金を超えた部分について1kWhあたりの従量料金(電力量料金)が足されるしくみとなっている。「パールプラン」の場合、電気使用量100kWhまでは一律2,400円となり、100kWhを超えた部分は、1kWhあたり26.30円の従量料金を加算。たとえば、契約アンペアが30Aで月の電気使用量が200kWhの家庭であれば、2,400円+100kWh×26.30円=5,030円となる。東京電力の従量電灯B(30A)と比較すると、同じ電気使用量であれば1ヶ月につき234円、1年間で2,808円安くなる計算。
公式サイト上には、現在の契約アンペアごとに、どのていど電気料金が安くなるかの目安表が掲載されているので、参考にすると良いだろう。
電気使用量の多い・少ないに関わらず電気料金が割安になる点は、四国電力の大きな魅力。電気料金以外には契約者向けの特典などはないものの、他の新電力の料金とも比較しつつ検討してみると良いだろう。
こんな人におすすめ
- 1年間の電気使用量が比較的安定している
パールプラン、ブループラン、オリーブプラン、オレンジプランの特典
- 生活トラブル駆けつけサービス・・・水まわり・鍵・ガラスのトラブルに24時間365日対応。作業料金のうち2,000円分を四国電力が負担。
電気料金の詳細
計算式
(基本料金単価)+(従量料金単価×1ヶ月の使用量)±(燃料費調整額×1ヶ月の使用量)+(再生可能エネルギー発電促進賦課金単価 × 1ヶ月の使用量)
料金単価表
基本料金単価 | パールプラン/最初の100kWhまで | 2,400円 |
---|---|---|
ブループラン/最初の200kWhまで | 5,000円 | |
オリーブプラン/最初の300kWhまで | 7,800円 | |
オレンジプラン/最初の500kWhまで | 13,000円 | |
従量料金単価(1kWhにつき) | パールプラン | 26.30円 |
ブループラン | 28.30円 | |
オリーブプラン | 28.30円 | |
オレンジプラン | 27.50円 | |
違約金 | なし |
※金額は全て税込で表示しています。
イエロープラン
イエロープランの詳細
四国電力の「イエロープラン」は、契約電力が6kW以上50kW未満の商店・小規模法人向けの電気料金プラン。既存の電気料金プランと比較する場合、東京電力エナジーパートナーの「従量電灯C」や「低圧電力」が該当する。
四国電力の「イエロープラン」の電気料金は、過去12ヶ月間の電力使用状況によって決まる契約電力と、1kWhあたりの電気使用量をもとに計算される。
電気料金の節約効果については、電気使用量により異なるが、公式サイト上ではシミュレーション等を公開していないため、実際にどの程安くなるか(ならないか)を試算したい場合は、問い合わせフォームから連絡すると良い。
生活トラブル駆けつけサービスが無料付帯する点はメリット。切り替え後の電気料金をよく試算したうえで慎重に検討したい電気料金プランだろう。
こんな人におすすめ
- 1年間の電気使用量が比較的安定している
イエロープランの特典
- 生活トラブル駆けつけサービス・・・水まわり・鍵・ガラスのトラブルに24時間365日対応。作業料金のうち2,000円分を四国電力が負担。
電気料金の詳細
計算式
(基本料金単価)+(従量料金単価×1ヶ月の使用量)±(燃料費調整額×1ヶ月の使用量)+(再生可能エネルギー発電促進賦課金単価 × 1ヶ月の使用量)
料金単価表
基本料金単価 | 契約電力*1kWにつき | 360.00円 | 従量料金単価 | 1kWhにつき | 26.50円 |
---|---|---|
違約金 | なし |
※金額は全て税込で表示しています。
*契約電力は実量制によって決定