引っ越しの際、電気とガスを切り替える方法。おすすめの電力会社やガス会社は?

引っ越しのタイミングで電気とガスを切り替えて得する方法

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引っ越しのタイミングで電気とガスを切り替えられる?

引っ越しが決まると、市区町村に転出・転入届を提出したり、インターネットプロバイダに移転の申し込みをしたりと、様々な手続きが必要になります。
なかでも、生活に欠かせない電気やガスは、引っ越しの当日からすぐに使えるよう、あらかじめ準備をしておきたいもの。

そこで本特集では、「引っ越しの際の電気とガスの手続き方法」にスポットを当て、引っ越し前後の手続きをスムーズに行うための流れをご紹介します。

2016年、2017年と続けて実施された「電力自由化」「ガス自由化」によって、多くの転居先で、電力会社やガス会社を選べるようになりました。
引っ越しのタイミングで、入居先の電力会社やガス会社を今までよりも安いところに切り替えることができれば、何かと費用がかかる新生活での電気代やガス代を節約することも可能です

これから新生活を始める方は、引っ越しにともなう電気やガスの切り替え手続きをチェックすると同時に、電気料金やガス料金の節約に役立つ、おすすめの電力会社・ガス会社についても確認してみましょう!

引っ越しのときの電気の切り替え手続き

電気の切り替え手続きは、引っ越し前住所での「使用停止(解約)」と、引っ越し先住所での「使用開始」を行う必要があります。

電気の使用停止(解約)手続きは?

①電力会社に現住所での電気の解約を申し込む(1~2週間前)
②引っ越し当日にブレーカーを下げて退去する
③退去時までの電気代(日割り計算)を精算する

電気の使用停止を申し込むときは、電力会社に引っ越しの連絡と引っ越し日を伝えましょう。
連絡手段は、電話もしくはインターネット。電気の検針票(領収証)に記載されている「契約者名」や「現住所」「お客様番号」「供給地点特定番号」などが必要となるため、手元に準備しておきましょう。余裕をもって、引っ越しの1~2週間前には手続きをしておくのがおすすめです。
引っ越し当日は立ち会い等の必要はなく、ブレーカーを下げて退去すればOK。
また、引っ越し日までの電気料金は、日割り計算されて引っ越し先住所に連絡が届きます。

使用停止手続きをしないと、退去後も電気代支払うことになるため、使用停止は必ず行っておきましょう。うっかり手続きを忘れていて、急いで停止したい場合は、インターネットよりも電話連絡のほうが早く対処してもらうことができます

電気の使用開始手続きは?

①引っ越し先住所の電力会社に使用開始を申し込む(1~2週間前)
②電力会社から使用開始日の連絡を受け取る
③引越し当日はブレーカーを上げて通電を確認する
(スマートメーターの場合、ブレーカー操作は不要な場合もある。通電のみ確認)

電気の使用開始は、引っ越し先で電力を供給している電力会社に契約を申し込み、使用開始日の連絡を受け取れば完了です。
こちらも、電話もしくはインターネットで申し込みが可能。使用停止と同じく引っ越しの1~2周間前までに申し込んでおけば安心でしょう。

契約さえ完了していれば、引っ越し当日はブレーカーを上げて通電を確認すればOK。立ち会いなどは原則的に不要です。

引っ越しを機会に安い電力会社を探すのもおすすめ

電力自由化後は、一つの地域で複数の電力会社が電力を供給していることが多く、自分に合った電力会社や料金プランを選ぶことができます。
引っ越しは電力会社を切り替える絶好の機会。現在よりも電気料金の安い電力会社を探してみても良いでしょう。
ただし、新電力(電力自由化後に参入した新しい電力会社)の一部は、まず地域の大手電力会社で使用開始手続きをしてからでないと切り替えられない場合があります。申し込みの際は、引っ越し先で使用したい旨をひとこと説明しておくと安心です。

引っ越しのタイミングで切り替えられるおすすめの電力会社

HTBエナジー たのしいでんき

H.I.Sが提供する電気料金プラン。沖縄電力エリアを除く全国に対応。「従量電灯B5コース」は電気使用量に関わらず大手電力会社より電気料金が一律5%安くなる
さらに毎日2時間分の電気料金が無料になる「ママトクコース(19:00〜21:00)」「朝ママトクコース(6:00〜8:00)」も。契約1年以内に解約すると違約金が発生する点に注意。

Looopでんき おうちプラン

株式会社Looopが提供する電気料金プラン。基本料金は無料で、電気の使用量に応じてかかる従量料金のみを支払うシンプルな料金体系をとっている。
電気料金は東京電力エリアで1kWh当たり26円(税込)。対応エリアは沖縄電力エリアを除く全国。電気料金の支払いがクレジットカードのみとなる点には注意が必要。

あわせて読みたい【電気の開通 – 申し込みから当日立会い、賢く乗り換えるポイント】

引っ越しのときのガスの切り替え手続き

ガスの切り替え手続きも、電気とほぼ同様です。まずは引っ越し前の住所で「使用停止」を手続きしたうえで、引っ越し先のガス会社に「使用開始」を申し込みましょう。
電気の場合と同じく、引っ越しの1~2週間前には手続きをすませておくと安心です

ガスの使用停止(解約)手続きは?

①ガス会社に現住所でのガスの解約を申し込む(1~2週間前)
②引っ越し当日のガス閉栓はガス会社が行う
③退去時までのガス代(日割り計算)を精算する

ガスの使用停止は、検針票(領収証)に記載されているガス会社に、電話またはインターネットで引っ越しをすることと転居日を連絡します。
引っ越し当日は、ガス会社の担当者が来て、ガスの閉栓とガスメーターの使用量の確認を行います。当日までのガス使用量は、後日、引っ越し先などに請求がくるので精算しましょう。現金以外にも、口座振替やクレジットカード払いなどを選ぶことができます。
ガスの使用停止は、原則、立ち会い不要ですが、ガスメーターが屋内やオートロックの敷地内などにある場合は立ち会いを求められる場合もあります

ガスの使用開始手続きは?

①引っ越し先住所のガス会社に使用開始を申し込む(1~2週間前)
②引っ越し当日にガス会社の担当者が開栓と安全確認を行う(要立ち会い)

ガスの使用開始手続きは、引っ越し先のガス会社に申し込みの連絡を入れます。
引っ越し当日は、ガス会社の担当者が訪問し、立ち会いのもと開栓と安全確認を行います。
ガスの使用開始には必ず立ち会いが必要になるため、日程や時間帯が合わない場合は、当日中にガスが使用できない可能性も。そのため、使用開始手続きは余裕を持って引っ越しの1~2週間前までには済ませておくと良いでしょう。
※例:どちらも東京ガスだと、使用開始/停止を同時に手続きできる。

ガスには都市ガスとLPガスがある

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ガスは、都市ガスとLPガスに分かれています。引っ越しの際の切り替え手続きは、都市ガス・LPガスとも原則同じです。2017年のガス自由化後は、LPガスだけではなく都市ガスも、複数のガス会社の中から選ぶことができます(ただし、地域によっては新規参入の都市ガス会社がない場合もあります)。
まずは、引っ越し先のガス会社が都市ガスなのかLPガスなのか、どこのガス会社がガスを供給しているのかを確認してみましょう。

なお、賃貸の場合は、都市ガスのほうが簡単にガス会社を切り替えることができます。一方、LPガスについては、家主や管理会社がガス会社と契約をしている場合があるため、無断で切り替えることは避けたほうが無難。引っ越し当初は、ガス会社に使用開始連絡を入れるだけにとどめておくと良いでしょう。

引っ越しのタイミングで切り替えられるおすすめのガス会社

レモンガス

首都圏エリアを中心に都市ガスとLPガスを提供。都市ガス料金は東京ガス(一般料金)と比較して5%割安
東京電力エナジーパートナーの電気とセットで契約すると月額100円の「電力セット割」が適用されるが、セット契約は必須ではなく都市ガスのみの切り替えも可能
その他、「新規申込キャンペーン」として初回の都市ガス料金がもれなく2,000円割引になる。

東京ガス

首都圏を中心に都市ガスを供給。電力自由化後は電気の供給も開始しており、都市ガスとセットで契約することで電気料金が270円割引になる(ファミリーセレクトの場合)。
引っ越しのタイミングで都市ガスの使用停止/開始、電気の切り替えと使用開始の手続きをワンストップで行うことができるため、東京電力エリア・東京ガスエリア(都市ガス)で、引っ越し手続きの手間を省きたい場合は特におすすめ。

エネピ

アイアンドシー・クルーズが運営するLPガスの一括見積サイト。全国のLPガス会社と提携し、約20,000社の中から複数のLPガス料金の見積もりを提示してくれる。提示された料金に納得できない場合は断ることも可能。
見積もりの提示から切り替え手続きまで、すべてエネピのカスタマーサポートが担当し、LPガスの切り替えに関する各種相談にも対応している。

あわせて読みたい【一人暮らしでもお得!おすすめのガス会社とは?】

引っ越しは電気とガスを見直すチャンス!電気代とガス代が安くなるお得な会社を探してみよう

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引っ越しでは、荷造り以外にも様々な手続きをすませる必要があります。
電気やガスの使用停止/開始手続きもその1つ。忘れてしまうと、当日になって電気やガスが使えなかったり、余分なお金を払わなければならなかったりするので、引っ越しの日取りが決まった時点でなるべく早めに手続きしておきましょう。

電力とガスの自由化によって、切り替える先の電力会社やガス会社も複数の選択肢の中から選べるようになりました。

どうせ切り替えの手続きをするのであれば、今までよりも電気代やガス代が安くなる会社を探し、そちらに乗り換えるのも賢い方法です。上手く切り替えることができれば、家計の節約につながります。

今回ご紹介した電気とガスの切り替え手続きや、おすすめの電力会社・ガス会社も参考に、家庭の光熱費の節約につながる、お得な電力会社・ガス会社を見つけてみてはいかがでしょう。