暖房費の節約。冬の電気代を削減するための4つのポイントとは?

暖房費を節約する方法は? 冬の電気代を減らす4つのポイント

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暖房費を節約する方法は?

冬は暖房費がかさむ季節。一般に、夏の冷房よりも冬の暖房のほうが、電気・ガス・灯油といったエネルギーを消費します。毎年、冬から春先にかけては電気代がグンとはね上がるという家庭も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、冬の暖房費を節約するために実践したい4つのポイントを紹介します。

暖房の見直し

暖房費節約で最初に行いたいのが、自宅にある暖房器具の種類や使い方を見直す方法です。
暖房器具には、エアコン、石油ストーブ(石油ファンヒーター)、ガスストーブ(ガスファンヒーター)、電気ストーブなど様々な種類がありますが、コスト面で優れるのは、エアコンや電気ストーブ(400Wで稼働させた場合)。とくに広範囲を温める場合は、エアコンがもっともコストパフォーマンスが高くなります。より節電を意識したいときは、設定温度を20℃以下にしたり、風向きや風量を自動運転にすると良いでしょう。
石油ストーブやガスストーブは、広範囲をすばやく温めることができますが、コスト面ではエアコンに見劣りします。エコ運転や自動運転の機能がある場合は、使用しない場合と比較して暖房費を抑えられるため、ぜひ活用しましょう。

また、暖房器具の使用年数も重要です。エアコンの省エネ性能は年々高くなっているため、10年以上前のエアコンを使用している場合は、買い換えたほうが暖房費の節約に
買い替えによる節電効果の有無は、以下のようなサイトでチェックすることができます。

省エネ製品買替えナビゲーション「しんきゅうさん」

環境省が運営する家電の買い替えシミュレーションソフト。現在使用中の家電から新しい家電へ買い換えた場合のCO2削減効果やランニングコストの低減効果などをチェックできる。パソコン・スマートフォン・携帯電話に対応

電力会社の切り替え

季節を問わず電気使用量が多かったり、冬場の電気代が大きく増えるという家庭には電力会社を切り替える方法もおすすめです。
電力小売自由化で登場した新しい電力会社の多くは、既存の電力会社よりも基本料金を低くしたり、電気使用量が多い場合の電気料金を割安に設定。電気料金に応じてポイントが貯まるなどの特典がある電力会社も多いため、現在の電気料金と比較し、少しでも安くなるようであれば切り替えを検討してみると良いでしょう。

電気料金シミュレーション…7つの質問に答えるだけで、家庭に合った電力会社&電気料金プランがわかる診断ツール。東京電力エナジーパートナーと比較して年間の電気代がどの程度お得になるかもチェック可能。電力会社選びに迷ったときは活用したい

電力会社比較…電力自由化で新たに電力小売りサービスを開始した新電力を、利用者の評判や料金プラン、付帯サービス等で比較。各電力会社の特徴や口コミをまとめてチェックしたい人は必見

窓・壁・床などの断熱

外の冷気は、大部分が窓から侵入します。そのため、暖房を使用する際は、窓の断熱にも気を配ると良いでしょう。たとえば、「夜間に雨戸を閉める」「厚手のカーテンで窓を覆う」などは、すぐにできて効果の高い防寒対策。また、DIYでフィルムタイプの断熱シートを貼ったり、予算に余裕がある場合は、窓ガラスを断熱性の高いものにリフォームする方法もおすすめです。

ニトムズ 窓ガラス 断熱シート

窓ガラス専用の断熱シート。水だけで窓に貼り付けることができ、糊残りもない。3層構造のポリシートのあいだに空気層をはさむことで高い断熱効果を実現している

また、窓ほどではないものの、床や壁も冷気の侵入経路となります。床にカーペットやコルクマット等を敷いたり、壁面を布で覆うなどすると、断熱効果を高めることができるでしょう。
なお、壁全体の断熱効果を高めたい場合、一戸建てであれば外壁塗装の際に断熱効果の高い塗料や外壁材を使用するといった方法もあります。

厚着をする

暖房費節約のためには、極力エアコンに頼らず、厚着で過ごすという方も多いでしょう。最近は着る毛布などの室内用の防寒着も多く、就寝時やリラックスタイムの防寒に向いています。
家事などで身体を動かす際は、ベストタイプのダウンジャケットやネックウォーマー、レッグウォーマー等がおすすめ。靴下や下着を重ねる方法も一般的ですが、重ね着で身体が締めつけられると、血行が悪くなり、かえって冷えの原因となります。衣類を重ね着する場合は、サイズにゆとりを持たせると良いでしょう。

暖房費は、住んでいる地域や家族の人数、住居のスタイル(一戸建て、集合住宅)などによってまちまちです。一般に、暖房は冷房よりも多くのエネルギーを消費するため、暖房費を節約できれば、家計にとっても地球環境にとってもメリットに
「毎年、冬のあいだは電気代が急上昇する」という家庭は、今回ご紹介した4つのポイントを、冬の電気代節約に役立ててみてはいかがでしょう。