夜の電気代がお得になる「夜間プラン」。深夜料金を提供している電力会社はどこ?

電気の深夜料金に注目!電力会社の「夜間プラン」で電気代を節約しよう

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電気の深夜料金に注目しよう

電気の深夜料金に注目!

一人暮らしや共働き世帯など、昼間不在にしがちな家庭の多くは、日中あまり電気を使いません。照明やエアコン、電子レンジ、ドライヤー、テレビなど、家庭にはたくさんの電化製品がありますが、冷蔵庫などの例外を除けば、家に人がいない時間帯は家電の使用頻度が減るためです
その一方で、夜間や休日になると、これらの家庭では、家事をしたり、テレビ鑑賞等のリラックスタイムを過ごすことで電気の使用量が一気に増えます。

このように、電気を使う曜日や時間帯が休日・夜間に集中している場合、電力会社の「夜間プラン」を上手く活用することで、電気代を節約できるケースがあります
そこで本特集では、割安な深夜料金プランを提供している電力会社に注目。各社のプランの特徴や、実際の電気代節約の目安についてもわかりやすく解説します。

電気の「夜間プラン」がある電力会社は?

現在、夜間プランを提供しているおもな電力会社は、「洸陽電機」「昭和シェル石油」「東京電力エナジーパートナー」の3社。いずれも電気料金を時間帯によって区切り、夜間の電気料金を割安に設定しています。
それぞれの電力会社の特徴と電気料金プラン、単身世帯・2人以上の世帯の1ヶ月の電気代をチェックしてみましょう。

洸陽電機 生活フィットプラン

洸陽電機・画像

洸陽電機は、地熱や水力などの再生可能エネルギーに強い電力会社。基本料金は東京電力エナジーパートナー(従量電灯B)と比較して1%ほど割安。時間帯別料金は、平日昼間のデイタイムと、夜22時以降のナイトタイムのほかに、「休日」と「起床~出勤前」「帰宅~就寝前」を想定したライフタイムがある。デイタイムとナイトタイムの中間にライフタイムを設定することで、電気を使う時間帯を調節しやすい。また、口座振替やクレジットカード払いで月額54円の割引が受けられる。

洸陽電機 生活フィットプラン

基本料金単価 30A 833.98円(842.40円)
40A 1,111.96円(1,123.20円)
50A 1,389.96円(1,404.00円)
60A 1,667.95円(1,684.80円)
電力量料金単価 デイタイム(平日9時~18時) 32.45円(120kWhまで:19.52円)
ライフタイム(平日8時~9時および18時~22時、休日8時~22時まで) 25.62円(120kWh~300kWh:26.00円)
ナイトタイム(毎日22時~翌日8時) 19.11円(300kWh超過:30.02円)

※()内は東京電力「従量電灯B」の電気料金です。

深夜料金の活用で電気代をどれくらい節約できる?

単身世帯

単身世帯(電気使用量200kWh、30Aの場合)

1ヶ月電気代:5,114円120円割安
※電力使用時間帯の内訳(デイタイム10kWh、ライフタイム50kWh、ナイトタイム140kWh)

2人以上世帯

2人以上世帯(電気使用量330kWh、40Aの場合)

1ヶ月電気代:8,602円444円割安
※電力使用時間帯の内訳(デイタイム40kWh、ライフタイム100kWh、ナイトタイム190kWh)

昭和シェル石油 昼はもちろん夜に差が出る電気

昭和シェル石油・画像

昭和シェル石油は、2003年からオフィスや工場向けの電力供給事業を手がける大手石油会社。基本料金は東京電力エナジーパートナーの従来プランと同一だが、従量料金部分で午後8時から翌朝7時までの深夜料金を割安に設定している。また、デイタイムも150kWまでであれば、ナイトタイムよりお得に電気を利用することが可能。なお、車を運転する家庭は、クレジットカードを事前登録し、昭和シェル石油で給油のうえガソリン代を支払うと、リッター1円割引も受けられる。「シェル-Pontaクレジットカード等の提携クレジットカードであれば、ガソリン代1円引きに加えてさらにリッターあたり2ポイントのpontaポイントも貯めることが可能

昭和シェル石油 昼はもちろん夜に差が出る電気

基本料金単価 10A 280.80円(280.80円)
15A 421.20円(421.20円)
20A 561.60円(561.60円)
30A 842.40円(842.40円)
40A 1,123.20円(1,123.20円)
50A 1,404.00円(1,404.00円)
60A 1,684.80円(1,684.80円)
6kVA以上 1kVAあたり 280.80円
従量料金単価 デイタイム 100kWhまで 19.91円(120kWhまで:19.52円)
100kWh超過150kWhまで 23.22円(120kWh~300kWh:26.00円)
150kWh超過 27.32円(300kWh超過:30.02円)
ナイトタイム(午後8時~翌朝7時) 23.35円

※()内は東京電力「従量電灯B」の電気料金です。

深夜料金の活用で電気代をどれくらい節約できる?

単身世帯

単身世帯(電気使用量200kWh、30A、レギュラー月20L給油の場合)

1ヶ月電気代:5,161円103円割安+ガソリン代20円割安
※電力使用時間帯の内訳(デイタイム150kWh、ナイトタイム100kWh)

2人以上世帯

2人以上世帯(電気使用量330kWh、40A、レギュラー月20L給油の場合)

1ヶ月電気代:8,478円568円割安+ガソリン代20円割安
※電力使用時間帯の内訳(デイタイム150kWh、ナイトタイム180kWh)

東京電力エナジーパートナー 夜トク8・夜トク12

東京電力エナジーパートナー・画像

東京電力エナジーパートナーが2016年4月より提供を開始した夜間プラン。基本料金は、スマートメーターで計測した電気使用量をもとに自動で契約kW数が決まる「スマート契約」を採用。午後11時から8時間の電気料金がお得になる「夜トク8」と、午後9時から12時間の電気料金を割安に設定した「夜トク12」の2種類のプランがある。月間300kW以上と電気使用量の多い家庭向けのプランとなっており、電気使用量が少ない家庭の電気代節効果は薄い。電気料金に応じてTポイントまたはPontaポイントを貯めることができる。

東京電力エナジーパートナー 夜トク8

基本料金単価 1kWhあたり 210.60円
電力量料金 昼間時間(午前7時〜午後11時) 32.14円
夜間時間(午後11時〜翌朝7時) 20.78円
最低月額料金 1契約あたり 231.55円

東京電力エナジーパートナー 夜トク12

基本料金単価 1kWhあたり 210.60円
電力量料金 昼間時間(午前9時〜午後9時) 33.76円
夜間時間(午後9時〜翌朝9時) 22.55円
最低月額料金 1契約あたり 231.55円

深夜料金の活用で電気代をどれくらい節約できる?

単身世帯

単身世帯(電気使用量200kWh、2kW契約の場合)

1ヶ月電気代【夜トク8】:5,355円91円割高
1ヶ月電気代【夜トク12】:5,267円3円割高
※電力使用時間帯の内訳(【夜トク8】昼間時間50kWh、夜間時間150kWh、【夜トク12】昼間時間30kWh、夜間時間170kWh)

2人以上世帯

2人以上世帯(電気使用量330kWh、40Aの場合)

1ヶ月電気代【夜トク8】:8,625円421円割安
1ヶ月電気代【夜トク12】:8,633円413円割安
※電力使用時間帯の内訳(【夜トク8】昼間時間100kWh、夜間時間230kWh、【夜トク12】昼間時間50kWh、夜間時間280kWh)

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